リスキリングで身につけたいおすすめのプログラミングスキルをご紹介!

公開日:2023.04.12 更新日:2023.04.12

リスキリングとは将来的に必要になるスキルや知識を新しく学びなおすことです。近年、デジタル技術の急速な発達により、リスキリングに注目が集まっています。リスキリングは国をあげて取り組んでいる政策のひとつであり、大手企業や地方自治体も積極的にサポートを実施しています。

この記事では、リスキリングで身につけたいおすすめのプログラミングスキルや学習方法、スクールなどをご紹介していきます。リスキリングでプログラミングスキルを身につけたいと考えている人は、この記事を参考にしてみてくださいね。

なぜプログラミングスキルがおすすめなのか

現在の日本はプログラミングスキルを持った人材は極端に少ないのが現状です。デジタル技術が目まぐるしい発展を遂げているのにもかかわらず適応した人材がいないため、プログラミングスキルを持つ人材は非常に価値が高いとされています。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査(概要)」によると、日本国内のIT人材は2030年時点で最大80万人ほど不足するとされています。

出典:「IT 人材需給に関する調査」(経済産業省)

そのため、プログラミングスキルを持つ人材は転職や就職などで有利な立場に立てるほか、フリーランスで場所を選ばず働くといったことも可能になるでしょう。

年収や給料をさらに上げたいと考える人は少なくありません。そのようななかで、プログラミングスキルを習得すれば、今よりも自分の価値を高められるのは言うまでもないでしょう。

リスキリングで身につけたいプログラミングスキル

プログラミングスキルといってもさまざまなスキルがあります。ただやみくもにプログラミングスキルを学習しても意味がありません。目的に合ったスキルを習得することが重要です。ここからは、リスキリングでおすすめするプログラミングスキルをご紹介していきます。

HTML・CSS

HTMLとCSSはWebサイトを作成する際に必ず使用される言語です。正確にはHTMLとCSSはプログラミング言語ではありませんが、Webサイトを作成したい人は必ず覚えなければならないためご紹介しました。

JavaScript

JavaScriptはWebサイトに動きをつけるために必要なプログラミング言語です。たとえばページをスライドしたり、項目をポップアップ表示したりします。HTMLとCSS同様にWebサイトを作成したい人はJavaScripの学習もするようにしましょう。

Python

Pythonは近年とくに注目されている言語で、AI開発やデータ分析を行う際に使用します。スマートフォンのアプリやゲーム開発など、さまざまな分野に活用できるため非常に便利です。また、コードも比較的簡単で初心者でも学習しやすいでしょう。

C・C++

CやC++は高速演算など高速な処理ができるようにするためのプログラミング言語です。C言語をさらに幅広くしたものがC++言語であり、C言語でできることはC++言語でもできます。

PHP

PHPはWeb開発に使用されるプログラミング言語です。PHPはWordpressを構成している言語のため、PHPを習得すればWordpressでのWebサイト作成が可能になります。

R

Rはデータ分析に使われるプログラミング言語です。しかし、Pythonとは異なりさまざまな用途で使えるわけではありません。また難易度も非常に高いため、他のプログラミング言語を習得した後に学習するのがよいでしょう。

プログラミングスキルのリスキリングの進め方

ここからは、プログラミングスキルのリスキリングの進め方についてご紹介していきます。正しいリスキリングの進め方を理解することで社員のモチベーションも維持できます。プログラミングスキルのリスキリングを考えている人は確認していきましょう。

リスキリングの目的を明確にする

リスキリングを実施するまえに、リスキリングの目的や求める人物像を明確にしましょう。目的が曖昧なままリスキリングを行っても、社員のモチベーションは上がらず意味がありません。そのため、目的と育成後の人物像を社員と共有することが非常に重要です。

リスキリングの内容を考える

次にリスキリングの内容を考えましょう。どのようにしてプログラミングスキルを社員に習得してもらうのか、習得した後はどのようなことをして欲しいのかまで考えておくことが重要です。また、リスキリング研修を外部に委託している企業も多く、社内でリスキリングを実施することが難しい場合は外部委託も視野に入れるようにしましょう。

リスキリングを行う

実際にリスキリングを実施します。この際、上司から率先してリスキリングに取り組むようにしましょう。上司のリスキリングに対する意識が低いと部下もモチベーションが上がりません。そのため、上司はとくに積極的にリスキリングに取り組むことをおすすめします。また、ただ実施するだけでなく社員から感想や改善点などを聞き出すフィードバックの過程も大切にしましょう。

プログラミング領域のリスキリングができる講座/スクール

ここからは、プログラミングスキルのリスキリングができるおすすめの講座・スクールなどを紹介していきます。

Schoo(スクー)

Schooは、オンラインでプログラミングスキルを学べるオンライン学習サービスです。約6000本の講座を定額で受講でき、講師もプログラム業界で活躍しているプロが行っています。生放送での動画授業もあるためリアルタイムに学習できるのも強みです。

CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCampは、リスキリング研修のプランが豊富なのが特徴です。入社して日が浅い社員を対象とした研修やベテラン社員を対象とした研修があるなど、目的に応じてプランを使い分けられます。完全オンラインの授業で全国どこからでも受講できるのも強みです。

TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademyは、ひとりひとりにメンターが付きマンツーマンで研修を行ってくれます。また、15~23時までならいつでもチャットでわからないところなどを質問できるため、学習のモチベーションを維持できます。

プログラミング以外でおすすめのデジタルスキルは?

プログラミング以外でおすすめのデジタルスキルも数多くあります。プログラミングスキル以外を学習したいと考えている人は参考にしてみてください。

データ分析スキル

データ分析スキルを習得することで顧客の潜在意識やニーズをより深く把握できます。どのようなサービスや商品が社会に求められているか分析することで、競合他社との差別化を図れます。

暗号化&サイバーセキュリティスキル

暗号化&サイバーセキュリティスキルは、情報社会になった現代ではとくに重要になるスキルです。ハッキングによる情報の流失を防いだり、ウイルスなどの侵入を未然に防げるようになります。企業の情報を守るという観点から暗号化&サイバーセキュリティスキルは今後ますます需要が高くなるでしょう。

まとめ

この記事では、リスキリングで身につけたいプログラミングスキルやおすすめの講座・スクールなどをご紹介してきました。プログラミングスキルを持つ人材は不足しており、非常に貴重な人材です。そのため、リスキリングでプログラミングスキルを身につければ非常に大きな武器になるでしょう。この記事を参考にして、リスキリングを進めてみてはいかがでしょうか。

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