リスキリング事例

KDDI株式会社

業種:
通信
従業員数:
20000人以上 /連結48,829名  ※1
取得スキル・育成職種
次の5つの職種をDX人財として具体的に定義し育成 /ビジネスデベロップメント /コンサルタント、プロダクトマネージャー /テクノロジスト ・エクスペリエンスアーキテクト /データサイエンティスト ※20年度から導入を開始した「KDDI版ジョブ型人事制度」での専門領域(全30領域)の5つとして人事制度に組み込まれている ※2
受講者・対象者
KDDIグループ社員
公開日:2023.07.13 更新日:2023.07.18

プログラム概要

DX事業および社内DXの推進に向けて社内人財の育成を実現するラーニングプラットフォーム「KDDI DX University(KDU)」を設立。2023年度までにグループ全体のDX人財を約4000名育成 ※2

背景

リスキリングの背景
社会課題の解決やビジネスの変革を目指すため、DX人財を拡充し、法人向けや金融などの非通信事業を強化したい
※2
経営計画、中期目標との対応など
「通信とライフデザインの融合」を掲げ、基盤となる通信を核に周辺ビジネスの拡大を目指す中でDXによる事業創造が核となる。そのため、データをベースにビジネスデザインを行い、さまざまな関係者を巻き込んだ上で新たな事業開発や社内改革を推進していく能力を持った人材を育成。 ※4

設計フェーズ詳細

プログラムの詳細
人財マネジメントサイクル「4Dサイクル」の考え方を基に研修を設計。 ※2

Define(定義・評価)
新人事制度と連携し職種・スキル定義〜アセスメントを実施
Discover(選抜・採用)
職種定義に沿って育成人材を選定
Develop(育成)
研修プログラムによる体系的な学習とスキル開発を実施
Deploy(配置・活用)
アセスメント結果を元にプロジェクトや副業へのアサインを実施

研修は大きく4段階に分かれており、「DX基礎研修」「コアスキル集中研修」といった基礎的な内容をベーシックレベルで学び、その後はより専門的な内容などをアドバンスレベルの「専門スキル研修」「実践研修」で習得。 ※4
期間
一般受講生の場合、最初の半年間は週8時間(業務時間の約2割)ほど、後半の半年間は週4時間(業務時間の約1割)ほど研修に参加。 ※4
講義形式
オンラインとオフラインを併用したハイブリッド型

利用ツール

プログラムで利用する外部ツール
Schoo for Business(テクノロジストのコアスキル集中研修、専門スキル研修、エクスペリエンスアーキテクトの専門スキル研修で活用) ※3

運用フェーズ詳細

動機形成(公募や選抜などをふやす工夫など)
ジョブ型人事制度の導入にあたり、まずは自身の「得意」分野を一つ持っていただくように推奨。市場に通用するようなジョブ、というとハードルが高くなりますが、「得意な分野」と置き換えることで社員に分かりやすくするなどの工夫を行う。 ※2

参考情報

https://www.kddi.com/corporate/kddi/profile/overview/
https://www.geekly.co.jp/column/cat-technology/reskilling_companies/#KDDI
https://schoo.jp/biz/casestudy/15
https://career.kddi.com/andkddi/category/culture/21101403.html