リスキリング事例

花王株式会社

業種:
化学
従業員数:
20000人以上 /連結対象会社合計 35,411人
取得スキル・育成職種
ローコードアプリ開発 ※3
受講者・対象者
IT開発未経験もしくはIT知識が乏しいSCM部門の社員 ※3
公開日:2023.07.13 更新日:2023.07.13

プログラム概要

Power Platform(ローコード開発プラットフォーム) を活用するシチズンディベロッパーの育成 ※3
社員自らアプリ開発をおこなうことで、現場の課題や業務の改善に取り組めるようにする ※3

背景

リスキリングの背景
DXを推進することで、循環型社会に貢献する「ESG視点でのよきモノづくり」を目指す ※3


経営計画、中期目標との対応など
2025年度の経営目標「K25」において「Sustainability as the only path」と「未来のいのちを守る」を掲げる ※4
戦略的アプローチは「持続可能な社会に欠かせない企業になる」「投資して強くなる事業への変革」「社員活力の最大化」の3つ ※4

成果

リスキリングの成果
Power Platformの利用に関する教育や支援をおこなうことで国内10工場のSCM部門で260以上のアプリを開発した ※3
和歌山工場では、従業員が59のアプリを開発し、製造記録や在庫管理などの業務のデジタル化や効率化を実現した ※3

設計フェーズ詳細

プログラムの詳細
各工場内にPower Platformのキーユーザーを育成し、その社員が推進役となり周囲の人を教育する ※5
サポートサイトを開設し、開発ルールやナレッジの共有をおこなう ※5
受講後の動き
業務効率化と品質向上を実現するため、Power PlatformのPower Appsで自分の業務に関連するアプリを開発する ※3
Power Platformの活用事例やノウハウを他の社員と共有し、シチズンディベロッパーのコミュニティを形成する ※3
講義形式
生産現場起点のアプリ開発
テスト・成果物
SCM部門内のサイトや、Microsoft Teams を使ったオンライン会議で発表した ※3
スマホ入力により過去の製造記録もその場で参照できるアプリの開発 ※3
感染症報告アプリの開発 ※3
通勤回数確認アプリの開発 ※3

利用ツール

プログラムで利用する外部ツール
Power Platform ※3

運営体制

運営パートナー
Microsoft ※3
社内体制
導入支援体制を整え、組織的にバックアップをおこなう ※3
サポートサイトにアプリ開発でつまずく点などをまとめ、素早く検索できるアプリを開発 ※3

運用フェーズ詳細

動機形成(公募や選抜などをふやす工夫など)
一定のスキルレベルや開発への貢献度を持つ開発者にはCitizen Developerオープンバッジを付与することで、社員は自己の成長を実感したり対外的にアピールしたりできるようにした
環境整備(現場業務への負担、上司理解など、学習環境を整える工夫など)
各工場内の社員を教育するキーユーザーを育成 ※3
開発ルールやナレッジ共有などのサポートサイトを設置 ※3

実践フェーズ詳細

実践環境整備(受講後の実践環境の整備の工夫など、社内制度など含む)
アプリを開発する際はディスカッションよりも先に自分でできる範囲で制作する ※3
上司が使えるアプリかどうかを判断してから正式に開発がスタートする ※3

その他参考情報

その他
花王はAIによる年間約55,000時間の業務削減・約1.5億円のコスト削減を見込み、2021年4月から通勤費・交通費の自動精算システムの稼働を開始した ※6
DXによるデータハブ基盤の構築により、データ分析や活用のための準備時間を90%削減し、データ活用にかかるコストを50%削減した ※7

参考情報

https://www.kao.com/jp/corporate/outline/profile/
https://www.tdb.co.jp/service/u/1000.jsp
https://customers.microsoft.com/ja-jp/story/1636927064301822815-kao-consumer-goods-microsoft-365-ja-japan
https://www.kao.com/jp/corporate/strategy-and-mid-term-plan/
https://www.atpress.ne.jp/news/335267
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2021/20210706-001/
https://business.adobe.com/jp/blog/topic/customer-journey/dx-kao-case-study-2021