リスキリング事例

株式会社日立製作所

業種:
電気機器
従業員数:
20000人以上 /連結従業員数:368,247人
取得スキル・育成職種
DXリテラシー 
受講者・対象者
日立製作所の従業員 ※3
公開日:2023.07.18 更新日:2023.07.18

プログラム概要

・日立アカデミーによるDXリテラシー研修 ※4
・デジタル技術やデータを使いこなす基礎力を学ぶeラーニング ※4
・研修内容は「DXの理解」「業務への適用」「実行計画の立案」「分析スキルの習得」の4ステップ ※4

背景

リスキリングの背景
・自社製品やサービス、ビジネスモデル、企業の組織風土・文化までをも大きく変革するようなDXが欠かせない ※5
・特定の部門や職種だけでなく、全従業員がDXを自分事として捉え、自らの業務に適用していくことが必要 ※5
経営計画、中期目標との対応など
・デジタル人材の育成・確保を2024年中期経営計画の主要な施策として位置づける ※6
・日立のLumada事業の目標・戦略に連動した人財戦略を策定している ※6

設計フェーズ詳細

プログラムの詳細
DXリテラシー研修 ※4
・Step1:DXの概要や事例について学びながら自分事として捉えられるようになる
・Step2:DXで何ができるかや行動計画への落とし込み方を学びながら、フレームワークによる着想とワークシートを使った検証計画を立てられるようになる
・Step3:DXにおけるデータ分析の流れを理解し、分析計画の立案と計画に従って分析を実行できるようになる
・Step4:データの分析手法や統計を学び、Excelでデータ分析をおこなえるようになる
期間
・Step1:3時間
・Step2:3時間
・Step3:3時間
・Step4:14時間     ※4
教材
日立アカデミーの教材
受講後の動き
自分の業務における課題を見つけ、DXを適用するための計画・実行・分析・検証をおこなえる ※4
講義形式
eラーニング
設計で検討した観点
学習者がつまずかないように乗り越えられる設計 ※5

利用ツール

プログラムで利用する外部ツール
Excel ※4

運用フェーズ詳細

動機形成(公募や選抜などをふやす工夫など)
知識の習得だけでなくインプットした知識を業務で実践できるような研修内容にしている ※5
環境整備(現場業務への負担、上司理解など、学習環境を整える工夫など)
・学習者がつまずきやすいポイントを学習プロセスごとに整理し、乗り越えられるような設計にしている ※5
・着想を促すテンプレート、実行計画を作成するためのワークシートなどを充実させている ※5
伴走フォロー(途中離脱、ついていけないなどが発生しないための工夫など)
・人工知能(AI)を活用して社員のリスキリング(学び直し)を促す教育システム「学習体験プラットフォーム(LXP)」をグループ全体で導入している ※6
・LXPは社内外の様々な学習リソースにアクセスできるプラットフォームで、自分の目標やスキルに合わせてパーソナライズされた学習フィードを提供する

施策のKPI、評価指標など

KPI
2024年度までに98,000人のデジタル人財育成 ※7

その他参考情報

その他
・日立製作所は「DXグランプリ2021」「DX銘柄2022」に続き、3年連続で「DX銘柄2023」に選出されており、DX推進の仕組みやデジタル活用の実績が優れている企業として評価が高い ※8
・脱炭素社会の実現やグローバルな DX市場における Lumadaの成長、DX人財育成への取り組みなどが評価されている ※8

参考情報

https://www.hitachi.co.jp/about/corporate/hitachi/index.html
https://www.tdb.co.jp/service/u/1000.jsp
https://www.hitachi-ac.co.jp/pdf/company/overview/Hac_profile2023.pdf
https://www.hitachi-ac.co.jp/service/opcourse/subcate/dx/dxliteracy.html
https://www.hitachi-ac.co.jp/service/opcourse/subcate/dx/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC17BOK0X10C22A6000000/
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2022/10/1012pre.pdf
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2023/05/0531a.pdf