リスキリング事例

キヤノン株式会社

業種:
電気機器
従業員数:
10000~19999人 /連結15,973名 ※1
取得スキル・育成職種
ソフトウェア技術者、AIやIoTなどのDX人材 ※2
受講者・対象者
国内全社員(非デジタル人材・工場従業員を含む1500人から開始) ※2
公開日:2023.07.13 更新日:2023.07.13

プログラム概要

①研修施設「CIST(Canon Institute ofSoftware Technology)」を設立。デジタル関連教育を拡充し、成長性の高い事業領域に人的リソースを移すために、研修と社内公募を合体させた研修型キャリアマッチング制度を実施。3カ月から6カ月の研修で実務に必要な知識を習得し、新しい部署への社内転職を行う。

②アイデミーが手掛ける「DXリテラシー研修」

③機械・電気・光学・材料・ソフトウエアなど5つの主要分野に「技術人材育成委員会」を設置。専門分野ごとの教育体系を整備し、長期的な視野に立って次世代を担う技術人材を育成。分野横断型の研修も実施。

④国立情報学研究所主催の「トップエスイーコース」「アドバンストップエスイーコース」、早稲田大学主催の「スマートエスイーコース」への技術者派遣

※3

背景

リスキリングの背景
・事業ポートフォリオの転換
主力事業である事務機器やデジタルカメラの市場が縮小傾向にあるため、成長市場の事業強化を急いでいる
・外部採用のハードル
DX人材の必要数が多く、外部雇用が難しいため、社内育成が必要

※3
経営計画、中期目標との対応など
・グローバル優良企業グループ構想フェーズⅥにおける人材戦略の一環
・2021年に発表した経営方針で、産業機器、商業印刷、ネットワークカメラ、メディカル分野の事業成長を加速し、現行事業との融合による新たな事業領域を開拓する方針を掲げている。リスキリングにより、非デジタル人材を新規ビジネス展開に合わせてスキルチェンジを図る。

※3

成果

リスキリングの成果
①CIST
毎年5,000人程度が講座を受講。研修型キャリアマッチングでは設立から現在までに約140人がソフトウェア開発者へ職種転換。プリンター開発をしていた社員が医療機器部門に移り、ソフトウエア開発を担当している事例も。

③技術人材育成委員会
2021年には、各分野あわせて473講座の研修を開催し、国内グループ会社含めてのべ5,973人の技術者が受講。全職種を対象にITリテラシー向上研修(eラーニング)を実施し、1万2,047人が受講。

※4

設計フェーズ詳細

プログラムの詳細
①研修で実務に必要な知識を習得し、新しい部署への社内転職を行う。基礎研修では実際にプログラムを作成、応用研修では講師が実例を挙げて説明。キヤノンの技術の源泉であるイメージングの分野、DXを支えるクラウド、AI、セキュリティなど14系統・190講座を開講、2021年は4200人が受講。
期間
①3カ月から6カ月
②10時間程度のeラーニング
講義回数
③2021年に473講座
受講後の動き
①研修型キャリアマッチングの場合、研修後に新しい部署へ社内転職   ※3
講義形式
①オンライン研修、eラーニング
②オンライン教育、解説動画が中心
講師
①事業の知識や経験がある社内講師
②アイデミー

運営体制

運営パートナー
②アイデミー

運用フェーズ詳細

環境整備(現場業務への負担、上司理解など、学習環境を整える工夫など)
②就業時間内に受講

実践フェーズ詳細

実践環境整備(受講後の実践環境の整備の工夫など、社内制度など含む)
②現場主体のDX推進、データサイエンティストと現場社員が協議できる土壌整備

施策のKPI、評価指標など

KPI
2021年の社員一人当たりの平均研修時間は約19時間で、平均研修費は約16万1,000円。国内グループ会社および海外販売会社での社員一人当たりの平均研修費は約8万3,000円。 ※4

参考情報

https://canon.jp/corporate/profile/about#:~:tex
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC079NS0X00C21A6000000/
https://global.canon/ja/csr/human-resource-strategy/index.html
https://global.canon/ja/csr/people-and-society/labor/growth-development.html